無角和牛

2023年02月07日

『品種と土地の個性を価値に』

このコンセプトのもと、持続可能な畜産を目指し、阿武町ならではの資源を活用した方法で、無角和種を育てていく取り組みを進めています。
その視点の重要性については、こちらから。
荻澤さんインタビュー

前回の記事はこちらから。
地域の資源 〜町内の酒粕編〜

これまでのリサーチで、色々と集まってきた「地域内資源」の数々。
ついにこれらを、無角のごはんとして混ぜ合わせてみる時がやってきました。

混ぜ合わせた地域内資源はこちら。

【ビール粕】地域の資源 〜ビール編〜

【おから】地域の資源 〜福賀の○○○編〜

【米ぬか】(こちらは記事になっていませんが、町内のものを使用しています)

【柑橘の搾り粕】地域の資源 〜柑橘の搾りかす編〜

【酒粕】地域の資源 〜町内の酒粕編〜

そして、混ぜ合わせている様子がこちら。

このままでは、おからや柑橘の搾りかすから先に腐っていってしまうので、
これに乳酸菌を加え、乳酸発酵を促し、長持ちするように仕込みました。
しっかりと封をして、しばらく放置。

そして1ヶ月。
地域内資源を活用した【阿武町オリジナルエコフィード】試作品が完成しました。

封を開けたときに、甘酸っぱくて爽やかないい香りがしました。
これは、しっかりと乳酸発酵をして、牛のごはんとしていい状態になっている証拠だそうです。

しかし問題は、果たしてこれを無角たちが食べてくれるのか。
その様子は、次回のお楽しみに。

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